禁煙が成功する方法について

チャンピックスで禁煙をする方法もあります

禁煙の方法にはいくつかありますが、無理をしない範囲で計画的にタバコを吸わないようにするにはチャンピックスが一番です。
チャンピックスは医薬成分によって喫煙の欲求を抑えるために開発された飲み薬で、禁煙補助剤として病院で処方されています。

チャンピックスタバコに含まれるニコチンは喫煙時に口腔粘膜や鼻腔粘膜から吸収され毛細血管を通って脳内に到達すると、ニコチン受容体に結合して快楽物質となるドパミンを放出します。
これによって一時的な精神の安定を得ることができるのですが、ニコチンが消失するとタバコを再び吸いたくなる欲求が現れるのです。
これを繰り返すことでニコチン依存症となるのですが、チャンピックスはこのメカニズムを利用してニコチンの欲求を抑えるようになっています。

チャンピックスの有効成分であるバレニクリンは、脳内の受容体にニコチンの代わりに結合して刺激を与え、少量のドパミンを放出してくれます。
この働きで禁煙の際に現れる離脱症状やタバコへの欲求を軽減してくれるのです。
また、バレニクリンの拮抗作用によってニコチンが受容体へ結合するのを防いでくれるため、喫煙時に得られる満足感を抑制してくれます。

このように禁煙に効果的な飲み薬となっているため、色々と試してみたけど失敗してしまったり、なるべく楽して禁煙したいという人にもぴったりの方法となっています。
チャンピックスによる禁煙は3ヶ月を目安に飲み続けることが基本となっているのですが、最初の1週間まではタバコを吸っても良いことになっています。
そのため、いきなりタバコを断つ必要はなく、徐々に減らしていくことで無理のない禁煙ができるのです。

チャンピックスは医薬品のため病院での処方となりますが、服用は毎日3ヶ月続けることになるので、費用がかかるのではと心配になることもあります。
しかし、条件さえ満たせば健康保険が適用されるため、かかる費用は実質3割の自己負担で済むので安心して禁煙を始めることができます。

チャンピックスの正しい服用方法について

チャンピックスは前述のように3ヶ月を目処に禁煙を成功させることになりますが、正しい服用方法を知らないと思わぬ副作用を招いたり失敗してしまう可能性もあります。
処方される薬は全て同じではなく、含有される成分が異なるものもあるので、内容と服用方法をしっかり確認するようにしましょう。

禁煙開始から3日までは1錠0.5mgを1日1回だけ服用し、有効成分を体に慣らすようにします。
服用する時間帯に決まりはありませんが、体内への吸収を効果的にするため、なるべく食後に飲むようにします。
4日目から7日目までは1錠0.5mgを1日2回に分けて飲むことで、成分の拮抗作用をより強くさせます。
この1週間まではタバコを吸えますが、すでにニコチンによる満足感が得られなくなっているはずです。

翌週からは本格的な禁煙が始まり、8日目からは1錠1mgを1日2回で服用していきます。
服用のタイミングは朝食後と夕食後にすれば、仕事中の飲み忘れなどを防ぐことができます。
飲み忘れがあった場合は、気づいた時にできるだけ早く飲むようにします。
ただし、次の服用時間が近い場合は無理にのまずに、次の服用時間に1回分だけ飲みます。
飲み忘れたからと2回分飲むと、体内での血中濃度が高まり、思わぬ副作用が出ることもあるので注意しましょう。

チャンピックスは2週間目からタバコを吸うことができなくなるので、もし禁煙の欲求が生まれたとしても我慢しなくてはいけません。
とはいえ、禁煙が失敗したから次はないというわけではなく、また禁煙をすれば良いだけなので難しく考える必要はありません。
一定の期間を空ければ再び健康保険を利用した処方も可能なので、気軽な気持ちで禁煙にトライすれば良いのです。