禁煙が成功する方法について

過去~現在における日本人の喫煙率の推移

日本人の喫煙は1940年代をピークに1960年代後半からピークアウトしており、現在の喫煙率はもっとも喫煙率が高かった時期の3分の1まで減少しています。
男性の喫煙率は年々低くなっていくのに対し、女性の喫煙率がやや増加する傾向があり、全体では減少する傾向が見られます。

現在、日本人全員を対象としたデータでは5人に1人がタバコを吸うという結果が出ていますが、未成年を含めているので、実際には大人3人に1人程度が吸っていることになります。
喫煙率が低くなることは禁煙を勧める動きが高まっているのと、分煙により、喫煙できる場所が少なくなっていることなどがあります。
さらに、たばこ税増税によりタバコの価格が上がっていることも大きく影響しているでしょう。

喫煙所男性喫煙者が減少する一方で、女性の喫煙者が微増するのは、女性の社会進出やストレスを抱えることが多くなったことが影響しているのでしょう。
喫煙環境に置かれるとタバコの煙が自然と肺に入り、喫煙を促すとも言われており、家庭で両親が吸っている場合や、友人に喫煙者が多い場合からタバコを吸い始める人が多いようです。
景気が回復したと言われる現在、大企業や都市部では賃金上昇が見られるも、地方や中小企業では賃金が下がる傾向が見られ、税金の負担割合が多いタバコをやめる人も増えています。
タバコに掛かる税金は63.1%で、国税がおよそ4分の1となる24.1%、地方税が4分の1以上となる27.8%、特別税3.7%徴収され、内税にて消費税が含まれています。

今後、さらに増税が進むと禁煙する人が多くなり、喫煙場所が限られてくると生活が不便となる側面から禁煙する人が多くなるでしょう。
また、予防医学の傾向が強くなり、近年急増する肺がん患者の中にタバコを吸わない人で、受動喫煙による患者が多くなっていることは確かで、肺がん予防のためにも禁煙を奨める傾向が高くなったのも確かです。
保険会社は喫煙者への保険料を高くすることなども影響していると言えます。

20年前と現在の日本での喫煙所の変化とは

20年前と比べて喫煙率は大きく下がっています。
1940年以降、肺がんの罹患率と死亡率は年々増加してきましたが、1998年ごろをピークにやや減少する傾向が見られます。
タバコは嗜好品で、吸うことが悪いわけではありません。
上がり続ける肺がん罹患率と副流煙の影響を受け、タバコを吸わない人が増える日本で、駅や列車内、公的な場所、飲食店でも喫煙できる箇所が限られており、まさに禁煙ブームとも言える状況です。

禁煙ブームが高まったのが1998年、現在から20年前です。
過去、20年を見てみると、喫煙者の減少と共に肺がん罹患率がやや減少しています。
20年前と比較すると、公的な場所ではタバコが吸えないことが多く、大勢が集まるお店などでも多くの店舗で禁煙となっています。
都市部では景観やポイ捨ての問題から歩きたばこや喫煙場所以外でタバコを吸った人に条例等で罰金を求めることもあります。

20年前は公園や駅前などに灰皿が設置してありましたが、今ではすっかり見ることが無くなり、大型商業施設などでは飲食店や憩いの広場でも全面禁煙で、隔離された喫煙ルームでのみタバコが吸えるという状況です。
過去と現在を比較してみるとタバコを吸う人のマナーが良くなったことが伺えます。
限られた場所のみでタバコを吸うことが許される社会ですが、ポイ捨てをする人が減り、副流煙の影響を受ける人も少なくなり、マナー向上が健康被害を減らし、街をキレイにする側面を高めています。
年々増加するタバコ税により、タバコを吸う人が負担する税金が大きくなっており、国や地方の税収に貢献していることも確かです。
禁煙者が増える中でタバコを吸う人の負担する税の大きさも伺え、嗜好品への重課税が深刻であることも確かです。